計算方法
販売客室数 ÷(客室数 × 日数)で求めます。1 か月を見るなら、45 室のホテルが 30 日で 972 室売れば 72.0% です。
客室単位で数えるか、人数単位で数えるかで別の指標になります。稼働率は客室単位。人数で見るのは定員稼働率で、値も意味も違います。
平均・目安はどう読むか
全国平均を持ってきて自施設と比べても、あまり意味がありません。稼働率は立地と業態で水準が違い、リゾートは季節で大きく振れます。
読む価値があるのは、同じエリアの同じ時期との比較と、前年同時点との比較です。特に先の日付については、水準そのものより「前年より速いか遅いか」で見てください。予約が積み上がる途中なので、水準は必ず低く出ます。
損益分岐点稼働率
固定費 ÷(ADR − 変動費)÷ 客室数 ÷ 日数で、採算に乗る稼働率が出ます。この値を下回る日が続くなら、値下げして埋めても赤字が増えるだけです。
逆に損益分岐点を大きく超えている日は、値上げの余地があります。稼働率だけを目標にすると、この判断ができなくなります。
よくある質問
客室稼働率の計算方法を教えてください。
販売客室数 ÷ 販売可能客室数(客室数 × 日数)です。45 室のホテルが 30 日間で 972 室販売した場合、972 ÷ 1,350 = 72.0% になります。
稼働率の平均はどのくらいですか?
立地・業態・季節で水準が大きく異なるため、全国平均を自施設の目安にするのは適切ではありません。同じエリアの同じ時期と比べてください。
先の日付の稼働率が低いのはなぜですか?
予約が積み上がる途中だからです。先の日付は水準ではなく、前年同時点と比べて速いか遅いかで読みます。
では、相場のどこにいたのか
上で出た数値がエリアの相場に対して高いか低いかは分かりました。エリア・間取り・宿泊日を選ぶと、その日の相場価格を価格帯で確かめられます。登録は不要です。